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2016.11.28

学習会『私たちの電気を選ぼう!』を開催しました!

11月19日(土)コープこうべ生活文化センターで再生可能エネルギーの学習会を開催しました。
(「再生可能エネルギー」とは、太陽熱や地熱、風力、バイオマスなど、資源として枯渇しないエネルギーのことです)

 始めに「日本のエネルギー事情と再生可能エネルギー」と題して、特定非営利活動法人「気候ネットワーク」主任研究員 豊田陽介さんにご講演をいただきました。。
 豊田さんは、再生可能エネルギー普及政策をご専門とされ、地域における再生可能エネルギー普及のための活動づくり、支援に取り組まれています。
 まず、11月モロッコで開かれたCOP22(第22回気候変動枠組条約締約国会議)やパリ協定※について世界の地球温暖化防止に向けた最新情報をお話しいただきました。世界平均で肯定的である温暖化対策は日本では消極的であること、そして欧米では再エネ関連の事業拡大により、十分経済発展を遂げている説明の後、世界や日本の再エネの取り組みが紹介されました。

 ドイツの村で、使用するエネルギーを再生可能エネルギーで全て賄い、その「再エネ事業」によって雇用が生まれ、経済的にも活性化している実例を示されました。
その土地の自然資源を生かし市民の手によってエネルギーを作り、地域で「エネルギー自立」。日本国内でもそういう取り組みをしている地域が広がりつつあることも紹介されました。

「そんな社会を目指すために、私たちにできることは?」豊田さんから、最初の一歩として、エネルギーの現状を理解して将来を見据えた選択することが大切、とお話しいただきました。

 参加者から「太陽光パネル設置場所周辺の環境への影響は?」「再エネの供給の安定性は?」など活発に質問が出されました。

豊田さん2.jpg

 続いて、コープこうべ電力事業タスクフォース 益尾統括から、コープこうべのエネルギーの取り組み3つの柱「へらす」「つくる」「つかう」の説明がありました。

「使用エネルギーをへらす」取り組みとして店舗での省エネ設備を導入や宅配部門での配達の工夫。
「再生可能エネルギーをつくる」取り組みとして、コープの施設に設置した太陽光パネルで電気を作っていること
「再生可能エネルギーをつかう」取り組みとして、店舗などの事業所でコープが太陽光発電で作った再生可能エネルギーを使っていること、そして来年4月から組合員に向けた電力小売り事業を開始することを説明しました。
 電力小売り事業に対し、「天然ガスはコストが高いのでは? コープの電力供給は採算が合うの?」「オール電化にしているが、コープの電気になるとコストはどうなる?」など参加者から質問が出されました。
持続性のある事業に向け、ただ今準備中であること、電気料金に関しては12月に発表されることなどお伝えしました。

 参加者からの全体の感想として、「世界の先進事例を分かりやすく説明聞けた」「コンセントの向こう側をあまり考えたことがなかった。もっと考えないと」「もっと環境と再生可能エネルギーについて学ぶ機会を持ちたいと」との声が聞かれました。

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※パリ協定は、1997年に採択された京都議定書に代わる新たな国際ルールとして、昨年末にパリで開かれた国連気候変動会議(COP21)で採択されました。京都議定書で温室効果ガス削減の義務を負わなかった世界1、2位の排出国である中・米をはじめ、すべての国が削減に取り組む史上初めての枠組みです。

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