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紙再生・
利用プロジェクト

わたしたちの身近にある紙。あたり前のように毎日使っていますが、実は紙を作るには多くの資源とエネルギーが使われています。そんな紙だから大事にしたい。使い終わった紙から、新しい紙へ。神戸市西区のつどい場「たまろっと」では、地域のみんなで紙の再生・利用プロジェクトに取り組んでいます。

「玉津ラボ」の仕組み・特長

「たまろっと」にある紙リサイクル機器「玉津ラボ(愛称)」(セイコーエプソン株式会社製「PaperLab A-8100」)は、使用済みの紙から、新しい紙をその場で作り出す、いわば小さな製紙工場です。通常、製紙工場で紙をつくる場合は大量の水資源を必要としますが、「玉津ラボ」では水をほとんど使わずに、使用済みの紙を機器に投入すると、約3分で新しい紙が出来上がります。

「PaperLab A-8100」イメージ

資源循環

「玉津ラボ」に投入する使用済みの紙は、コープこうべの事業所で使用され、不要となったオフィス用紙などです。事業所では、毎日、多くのオフィス用紙を使用します。これらのオフィス用紙を、回収・分別し「たまろっと」へ運びます。この回収・分別作業は、コープこうべのグループ会社・阪神友愛食品(株)(障がい者雇用特例子会社)のスタッフが行っています。
そうして「たまろっと」へ運ばれたオフィス用紙は、「玉津ラボ」へ投入され、新しい紙に生まれ変わります。また、「たまろっと」での作業は、地域の障がい者就労支援事業所のスタッフが担っており、資源循環の仕組みを支えています。

地域参加

紙資源は、コープこうべの事業所だけでなく、各家庭や学校など、多くの場所で使われており、紙を作るためには多くの環境負荷が発生しています。このプロジェクトでは、今後、コープこうべの事業所だけではなく、地域の家庭や学校で使用された紙資源の再生・活用も目指していきます。

資源循環モデルの創出/障がい者雇用の促進/SDGs学習機会の創出/組合員・地域との連携強化

再生紙の利用・アップサイクル

再生された紙(「玉津ペーパー」)は、全コープこうべグループの名刺台紙として再利用されるほか、コープこうべのオフィス用紙として再利用されます。また、厚紙や色紙などを作ることもできるため、イベントチラシやノベルティグッズの原紙としての活用も進めていきます。

名刺/コピー用紙/ペーパークラフト

プロジェクトについて

所在地 :
神戸市西区玉津町小山180-3 
神戸市西区庁舎1階「たまろっと」内
機器詳細:
セイコーエプソン株式会社 
「PaperLab A-8100」ホームページ

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